保育士になるためには、保育士の国家資格が必要となります。保育士の資格を取得する方法は2つで、大学、短大、専門学校などの保育士養成課程を修了するか、保育士試験に合格する方法です。短大の場合は2年間にて様々なことを学ぶので多忙となります。保育士試験は学校に行く必要はありませんが合格率は10%程度で狭き門となっています。
自分が今後保育士として働くにあたり、何の資格が必要かを考える必要があります。保育士・幼稚園教諭・小学校教諭の全てが取れる大学もありますので、全て欲しい場合はそのような大学を選ぶ必要があります。
大学でも4年制と2年間の短大があります。当然、4年制は4年間大学に通わなければならないので、保育士になるまで時間がかかります。しかし、短大と比較するとゆっくりと時間をかけて保育について学習可能です。
4年制大学であると、4年間大学に通うため学習費用もたくさんかかります。2年間の短大であれば、費用は4年制ほどかかりません。また、大学ではありませんが、保育士養成専門学校であると、在籍期間2年から3年で、4年制大学よりも安く費用が抑えられます。
よりよい保育士になるためにも、教育が充実した大学を選びたいものです。一般的に4年制大学であると、教育内容も充実しています。教育内容も幅広く心理カウンセラーの資格についても学べる大学もあります。しかも、4年間というゆとりのあるスケジュールで学べるのもメリットです。
大学への入学方法としては、最初に通学する大学を決定しますが、その前にオープンキャンパスなどを利用して大学の雰囲気をつかんでおきましょう。一般的に大学の入学方法としては「推薦」と「一般入試」があります。推薦では、個人面接と書類選考にて審査されます。一般入試の場合は、国語基礎学力試験を受け、個人面接、書類選考を受けます。
保育士になるための大学としては、国立大学と私立大学、私立短期大学がありそれぞれ費用は異なります。大学もビジネスですので当然授業料がかかります。国立大学の場合は、授業料は年間約53万円となり、入学金は約28万円で初年度は合計81万円かかります。卒業までにはトータル240万円程かかります。私立大学の場合は、授業料が約86万円、入学金が約28万円で、4年間通うと約440万円です。私立短期大学の場合は授業料が約69万円、入学金が約25万円で2年間通うと約200万円です。
保健師に関しては管轄が厚生労働省です。また、幼稚園教諭の管轄は文部科学省です。保育士については、子供を保育することを目標としていて、対象とする子どもは0歳から就学前です。幼稚園教諭の場合は教育を目的とした施設で働くこととなり、子どもの対象年齢は3歳から就学前の子どもとなります。
幼稚園教諭に比べると保育士の資格は取得しやすいといわれています。保育士資格は保育士養成課程のある学校を卒業する以外にも、保育士試験を受験する手段があります。幼稚園教諭免許取得については、幼稚園教諭免許を取得できる教職課程がある大学に行く必要があります。それ以外の方法としては、保育士資格取得後に3年間以上の実務経験を積んだ後に幼稚園教員資格認定試験を受験して、幼稚園免許を取得する事になります。
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